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内臓マニピュレーション

☆内臓マニピュレーションとは・・・

オステオパシーのテクニックの一つ

生きている人間の臓器は、体内でそれぞれ非常にゆっくりとした固有の動きをしています。また、姿勢を変えたときや呼吸によって横隔膜の形が変化したとき、あるいは食べ物が入ってきて胃や腸が大きく膨らんだときなどには、各臓器はその状況に合わせて位置を変化させます。

 

各臓器は「漿膜」という膜に包まれています。健康な漿膜同士は滑り合うようにできていて、各臓器の動きが臓器同士の摩擦によって悪くなるのを防いでくれています。また、各臓器は「間膜」などの膜によって連結されています。各臓器が健康な膜で連結されているとき、内臓全体は協調性を持った動きをすることができます。

何らかの不調によって臓器同士の摩擦が大きくなったり内臓全体の協調性が損なわれると、内臓の機能が低下して様々な不調が生じてきます。内臓マニピュレーションは繊細な触診によって内臓の状態を調べ、臓器固有の動きを促進したり漿膜や間膜などの膜構造に生じている問題を解消することによって内臓本来の動きと機能を回復させるテクニックです。

◇内臓の動きが悪くなる原因

内臓疾患、炎症、外傷、外科手術、感染症、アレルギー、内臓の下垂、肥満、不適切な食事、薬の副作用、心理的な問題や感情など。

◇内臓マニピュレーションの適応症

内臓の不調、内臓の不調に原因する筋肉の痛みやこり、内臓の不調に原因する関節の痛みや動かしにくさ、姿勢の歪み、自律神経系の不調、ホルモンバランスの問題、アレルギー症状、婦人科系の症状(生理痛・生理不順・PMSなど)、免疫力の低下、精神的な不調(鬱・パニック・摂食障害など)、個性的な発達に起因する問題(多動・集中困難・自閉・コミュニケーションの問題・その他)など。

 

 

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