top of page

よくある質問2

◆整体院でよくあるご質問、当院でお客様から頂いたご質問にお答えしています。
◆内容は随時加筆・修正しています。

◆よくある質問2には質問26から質問50までが収められています。

質問26

質問26、二人続けて施術を受けることはできますか?

 

複数のお客様の施術を連続して行うことはできません。

整体師も人間ですから長時間施術を行ったり集中して話を聴き続けると疲労します。心身がくたくたの状態(集中力が低下して体の感覚も鈍くなっているような状態)では良い施術・良いカウンセリングを行えるはずもありません。当院ではお客様により質の高い施術・内容の濃いカウンセリングを受けて頂くために(施術中の事故防止や整体師の燃え尽き防止のためでもあります)複数のお客様の施術を休憩を挟まずに連続して行うことは控えています。 

 

◆当院の施術は一日に最大2人までです(施術内容によっては1人の日もあります)。施術の開始時間に関しましては『営業時間』のページをご覧下さい。

 

 

質問27、予約をしていないのですが施術を受けられますか?

 

予約されていないと施術は受けられません。

当院は完全予約制です。施術を希望されるお客様は必ず事前にお電話にてご予約下さい。

 

◆予約に関しましては『施術のご予約』のページをご覧下さい。

 

 

質問28、予約の時間に遅れそうなのですが・・・

 

必ずお電話にてご連絡下さい。

予約時間に遅れそうな時は必ずお電話にてご連絡下さい。当日の予約状況によっては別の日に予約を変更して頂くこともあります。予約をキャンセルされる時も必ずご連絡下さい。

 

◇無断遅刻や無断キャンセルが何度も続くような場合は次回からの施術をお断りします(一回の無断遅刻や無断キャンセルだけで施術をお断りすることはありません。人は失敗する生き物であり、多くのことを失敗から学ぶ生き物だからです)。

 

◆予約時間を15分過ぎてもお客様がご来院されずご連絡も無い時は、こちらから確認のお電話をかけさせて頂きます。

 

◇予約時間を30分過ぎてもご連絡がとれない時はキャンセル扱いとさせて頂きます。

 

◆例えば、施術院に到着する時間がご予約頂いた時間よりも10分遅刻しそうなとき、その旨を施術の開始時間までにお電話でご連絡頂ければ、他のお客様のご予約を確認した上で支障が出ないようであれば施術の開始時間を10分遅らせることも可能です。ご連絡が無いまま10分遅刻された場合は施術の開始時間はご予約頂いた時間のままで、施術する時間を遅刻された時間のぶんだけ(10分)短くさせて頂きます。

 

 

質問29、予約をキャンセルしたときや遅刻をしたときにキャンセル料や罰金はかかりますか?

 

キャンセル料や罰金などは頂いておりません。

整体の施術はお客様と施術者の信頼関係があって初めて成り立ちます。お客様は整体師のことを信頼しているからこそ余計な心配をすることなく安心して施術を受けることができるのだと思います。整体師もお客様のことを信頼しているからこそ余計なことに気力を奪われることなく施術に専念することができるのです。「罰則」というものは「信頼」とは対極にあるものだと当院は考えています。したがって当院では予約のキャンセル時や遅刻時にお客様からキャンセル料や罰金などは頂いておりません。

当院では無断遅刻や無断キャンセルが続くなど、信頼関係の構築が困難と判断されるお客様に対しては、罰金などは請求せずに通院をお断りすることにしています。信頼関係が築かれないまま施術を行っても良い効果を得ることはできませんし、整体師も施術以外の事で多大な気力を奪われることになり燃え尽きてしまう危険性が高いからです。

◇当院は少人数のお客様を時間をかけて丁寧に診るというスタイルでやっておりますので、キャンセルによって受ける損失は正直言って物凄く大きいです。やむを得ないご事情がおありの場合を除き施術当日のキャンセルは控えて頂ますようお願いします(お電話では必ずキャンセルの理由をご説明下さい)。
 


質問30、予約していた日に風邪をひいてしまったのですが施術を受けない方がいいですか?

 

風邪などの感染性疾患にかかっているときは施術は受けられません。

 

風邪が他のお客様に伝染する恐れもありますので(整体院にご来院されるお客様には風邪に対する抵抗力が落ちている方も少なくありません)予約をキャンセルしてご自宅で安静にお過し下さい。ご来院頂いても施術を行うことはできません。

 

インフルエンザなど、症状の強い感染症にかかった場合はきちんと治療を受けて必ず全ての症状が完全に無くなってからご来院下さい。熱が下がっていても咳、鼻水、くしゃみ、下痢、悪心、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛、喉の痛みなど、感染症に伴う他の症状が残っている場合はそれらの症状が無くなるまではご来院を控えて頂きますようお願いします。

 

◆施術を行えない症状に関しましては質問37「施術が行えないのはどんなときですか?」をご覧下さい。
 

◇お客様が明らかに感染症にかかっているにもかかわらず来院されるようなことが何度も繰り返される場合は、他のお客様にご迷惑がかかる可能性が高いので、次回からの通院をお断りすることもあります。

 

 

質問31、どれくらい通院すれば症状が改善されますか?

 

お客様によって異なります。

症状の改善に要する期間はお客様の症状、症状の原因、体力、生活環境、生活習慣、ストレス、その他様々な要因によって異なってきますし、お客様がどの程度までの回復を望んでおられるのか(お客様がどの程度の回復を「症状の改善」と考えておられるのか)によっても異なってきます。

 

どのような症状であっても実際にお客様にお会いしてお話を伺い、施術してみないことには何とも言えないというのが正直なところです。

◆症状の改善は自然治癒力によってもたらされます。より短期間の通院で症状を改善するためには施術を受けて自然治癒力を高めるだけではなく、高まった治癒力を日常生活の中で低下させない工夫も必要です。適切な食事(適切な量、適切な内容、適切な時間)、適度な運動(不足せず、過剰にならず)、十分な睡眠(適度な睡眠時間、適切な就寝時間と起床時間)を心がけましょう。

◇できるだけ短期間でお客様の症状が改善することを当方も願っておりますが、やはりそれなりの対話と最小限の施術を行わないことには、お客様の治癒力を高めることは難しいだろうと思います。「劇的な成果をすぐに得られなければ施術を受けても意味がない」と考えておられる方には当方の施術は合わないかもしれません(当方は「即効性」のようなものを売りにはしておりません)。

 

 

質問32、どれくらいの間隔で通院すればいいですか?

 

お客様によって適切な通院間隔は異なります。
 

施術の効果をより正確に実感して頂くためには症状があまり重くない方(定期的な体のメンテナンスで来られる方)で1~2ヵ月に1回くらいのペース、症状が重い方はそれよりも短い間隔で通院して頂くのが理想ではあります。ただ、当院では基本的にはお客様に通院間隔を判断して頂いています。

 

症状だけを見れば施術を受けた方が良いような時でも、お仕事のスケジュールとの兼ね合いで施術を受けたくても受けられない時もあると思います。あるいはご家庭で色々な出費があり、経済的な理由で施術を受けるのが難しい時もあるかもしれません。そういった症状以外の様々なご事情なども考慮しながら、ご自分に合った間隔(無理のない間隔)で通院して頂ければと思います。

もちろん、どうしてもご自分では判断できない(見当がつかない)というような時には遠慮なくご質問下さい。大体の目安をお教えします。当院からお客様に次回のご予約を強要するようなことはありません。

 

◇心理カウンセリングの場合も通院のペースは基本的にはお客様に判断して頂くのですが、自分の心の状態というのは体の状態以上に正確には把握しづらいものです。出来れば状態がある程度安定するまで一定の間隔(例:一週間に一度、二週間に一度、一ヵ月に一度・・・など)で通院されることをお勧めします(これも強要はしません)。

 

◆個性的な発達に起因する問題を抱えておられる方はご自分の体と相談しながら施術間隔を判断するということが非常に困難に感じられることもあると思います。そのような場合は遠慮なく当方にご質問下さい。

 

 

質問33、症状がほとんど気にならなくなったのですが、もう少し通院した方がいいですか?

 

症状が気にならなくなったのであればお客様の判断で通院をやめて頂いても結構です。症状が再発したり別の気になる症状が現れることがありましたらまたご来院下さい。もちろん症状の再発防止や体質改善、健康維持などの目的で通院を継続して頂いても結構です。

 

当院はお客様の判断を尊重します。当方からお客様に通院の継続を無理にお願いするようなことはありません。

 

質問34、症状が無くなってきたので病院でもらっている薬はもう飲まなくてもいいですか?

 

病院に行って医師に相談してみて下さい。

整体師は医師ではありませんのでお客様が飲んでいる薬の量を調節したり服薬を中止させる権限を持ちません。薬の量の調節や服薬の中止については必ず医師に相談して下さい。

◆処方された薬の種類や量、投薬の期間などに疑問を感じておられる場合は、まずは薬を処方した医師や薬剤師に相談してみて下さい。相談をした上でなおどうしても納得がいかない点があるという場合は他の医師に意見を求めてみることをお勧めします。

◇医師や薬剤師などに相談せずに自己判断で勝手に薬の量を調節したり服薬を中止するのはとても危険です。薬の量を調節したり服薬を中止したいと思っている時は必ず医師に相談しましょう。


 

質問35、病院が嫌いです。整体院に通っていれば病院に行く必要はなくなりますか?

 

整体の施術は医師による医療行為に代わるものではありません。お客様の症状によっては病院での詳しい検査・治療が必要です。

 

整体も万能ではありません。あらゆる症状を改善することができるものではありませんし、どんな症状が現れているときでも施術を行えるというものでもありません。整体では改善が望めない症状というのも沢山ありますし、施術が病状を悪化させたりお客様の体の組織を傷つけたりする可能性が高いと判断される場合には施術は行えません。

 

当院ではお客様の症状が整体では改善できないものである可能性が高い場合、あるいは施術がお客様の心身に不利益をもたらす可能性が高いと判断される場合は施術は行わず、病院で詳しい検査・治療を受けて頂くようお願いしています。

 

◆禁忌症に関しましては質問37「施術が行えないのはどんなときですか?」をご覧下さい。

 

◇心理カウンセリングについても同じことが言えます。心理カウンセリングはあらゆる精神的・心理的な症状を改善できるものではありません。症状によっては精神科や心療内科、神経内科、内科などでの詳しい検査や治療が必要です。

◆整体の施術を受けていると治癒力が高まりますし、心身の状態の変化にも敏感になりますから、病気が治りやすくなったり大病を患いにくくなったりする可能性はあると思います。しかし、心身の健康に悪影響をもたらす生活習慣や思考パターンなどを持っておられる方やご自分の体に対して敬意や感謝の気持ちを全く持っていないような方は、そういう所を変えていかない限りいくら整体の施術を受けてもすぐに体調を崩すことになるでしょうし、病院での治療を受けざるを得ないような大病を患ったりもするでしょう。

 

「病院に行く必要が無くなるかどうか」は「整体の施術を受けるかどうか」よりもむしろ「整体の施術を受けた後、どのように暮らしていくか」によって変わってくるものだと思います。

◇当方も過去には医師の誤診で手術が遅れて命を落としかけたこともありますし、看護師の心無い言動や態度に愕然としたり深く傷ついた経験も何度もあります。その度に「医者や看護師も人間だから、疲れているときもあるし失敗することもある」「そういう扱いをされるのはきっと自分にも何か原因があるのだろう」と自分に言い聞かせてきましたが、正直に言えばやはり今でも病院という場所に対しては少なからず苦手意識を持っています。ですから、病院に行きたくないというお客様のお気持ちも理解できなくはありません。

 

 

質問36、通院中に整体以外の治療院(鍼灸院・整骨院・マッサージ院など)で治療を受けても大丈夫ですか?

 

全く問題ありません。

鍼灸院、整骨院、マッサージ院などでの治療や施術と当院の施術を並行して受けて頂いてもお互いの効果が相殺されるようなことはありません。

 

当院の施術はお客様の心身に備わっている自然治癒力を高めますので、他所の治療院での治療効果が上がる(相乗効果が現れる)こともあるかもしれません。

 

 

質問37、施術が行えないのはどんなときですか?

 

例えば以下のようなときは施術は行えません。

施術を行えない症状(禁忌症)があるとき


外傷性の疾患
骨折、脱臼、裂傷、挫傷、熱傷(火傷)など

 

急性の炎症性疾患
虫垂炎、髄膜炎、急性肝炎、腹膜炎など

 

出血を伴う疾患や出血する恐れがある疾患
脳出血、白血病、動脈瘤、胃潰瘍など


腫瘍性の疾患
悪性腫瘍、脳腫瘍、脊髄腫瘍など 


感染性の疾患
インフルエンザ、ウイルス性肝炎、肺炎、帯状疱疹、結核、赤痢、風疹、麻疹、性感染症など(尿路感染症は除く)


急性の中毒症
薬品、ガス、有機溶剤、自然毒(動物・植物・昆虫の毒)などによる中毒


その他
著しい血圧の異常、重度の精神疾患、大きな手術を受けて間もない方、妊娠中の方など

この他にも以下のような場合には施術事故や整体師の燃え尽きに繋がる危険性が高いため施術をお断りします。

 

病院に行って詳しい検査や治療を受ける必要があるにもかかわらずお客様が病院に行くことを頑なに拒否される場合。     
 

お客様があまりにも施術に非協力的な場合。

お客様がお酒を飲んで来院された場合。

その他、お客様が無断キャンセルや無断遅刻を繰り返される場合、ご自分やご家族の健康を取り戻すこと以外の目的で来院される場合など。


質問38、美容整体や小顔矯正の施術は行っていますか?

 

行っておりません。

本物の美しさは心身の健康を手に入れることによってもたらされるものだと当院は考えています。ですから、当院では美容を第一の目的とした施術は行っておらず、全ての施術は心身の健康の回復と維持・増進を第一の目的として行っています(美容を第一の目標にした施術では、表面的で一時的な美しさしか手に入れることはできません)。

 

ただ、当院で健康回復・維持・増進を第一の目的とした施術を受けた後に、その施術の副産物として美容効果が現れる可能性は多分にあります(巷の美容効果を売りにしている施術院やサロンなどでも、当院が施術で使っている施術法のうちの幾つかを施術に取り入れている所は沢山あります)。

◆副産物としての美容効果の例


○心理的なストレスが軽減した結果として表情が明るくなったり、体内に発生する活性酸素の量が減って細胞の老化が軽減する。
 

○血行やリンパの流れが改善した結果として顔のむくみが軽減する。
 

○腸内の問題が改善した結果としてシワが減ったり肌の調子が良くなる、あるいは肥満が軽減されたり鬱症状や感情面の問題が軽減して表情が明るくなる。
 

○体の歪みが軽減した結果として顔の歪みが軽減する。

 

○硬膜の緊張が軽減した結果として顔の歪みが軽減する。
 

○頭蓋骨や骨盤の動きが改善した結果として小顔になる。
 

○新陳代謝が正常化した結果として肌の潤いが増したりくすみやシミが減る。
 

○体内に閉じこめられていた毒素や感情などが解放・排泄された結果として顔の歪みが軽減したり小顔になる。

 

○食生活の見直しを行って栄養状態が改善した結果として肌の状態が良くなる、あるいは体内の酸化ストレスや糖化ストレスが軽減されて細胞の老化が軽減する。

・・・など

◆全身的な健康を無視して表面的な美しさだけをほんの一時だけお客様に提供するような施術は当院では行いません。そのような施術を行うことはお客様が抱いておられる外見に対するコンプレックスや不安をより一層深刻にする可能性が高いからです。

 

◇「若く見えるようになりたい」とか「美しくなりたい」という思いは見方によっては向上心の現れとも取れますから、当院も一概に否定するつもりはありません。しかし、こういった思いも度が過ぎれば年を取ることに対する恐怖感や「今の自分には何の取り柄もない」とか「ありのままの自分では誰からも評価されない」というような自己否定感や焦燥感といったネガティブなエネルギーを際限なく生み出していきます。

 

お客様に「年齢を重ねるのも良いものだ」とか「今の自分(ありのままの自分・素の自分)も悪くない」というような気持ちで毎日を過ごして頂きたいから・・・というのも当院が美容目的の施術を行わない理由のひとつです。

◆当院ではアンチエイジングを第一の目的とした施術は行っていませんが、お客様の体が何らかの理由で実際の年齢以上に老化している場合は施術を受けることによって年齢相応の体になることはあるかもしれません(ただし老化が急速に進む難病などのケースは除きます)。

 

◇「美しさ」の定義は一つではありません。

質問39、一種類ではなく複数の整体法を使用するのはなぜですか?

 

様々なお客様の様々な症状やお悩みに対応するためです。

 

整体院には様々なお客様が、様々な症状やお悩みを抱えて来られます。一種類の整体法だけでご来院される全てのお客様の症状やお悩みに対応できればさぞかし便利でしょうが、実際にはそうもいきません。どんな整体法にも得意な領域と不得意な領域があり、あらゆる症状やお悩みに対応できるものではないのです。

 

また、複数の整体法の視点からお客様を診ることによって、一種類の整体法の視点だけでは見えてこなかったお客様が抱えておられる問題の核心の部分が見えてくるということもよくあります。

 

当院はお客様があちこちの治療院を渡り歩かなければならくなるような事態に陥ることをできる限り防ぐために、そして、お客様が心身に抱えておられる問題の核心部を捉えた施術を行えるようにするために、一種類ではなく複数の整体法を用いています。

 

◆それでもやはり当院の施術だけであらゆるお客様の症状やお悩みを改善できるわけではありません。当院の施術では改善できない症状やお悩みを抱えるお客様がご来院された場合は、そのお客様の症状やお悩みに合った専門の病院や治療院の受診をお勧めしています。

 

 

質問40、「内臓マニピュレーション」って「腸もみ」のことですか?

 

内臓マニピュレーションは「腸もみ」とは異なるテクニックです。

 

内臓マニピュレーションはオステオパシーのテクニックの一つで、臓器とその周辺の組織との癒着を取ったり臓器そのものの動きを助長することによって個々の臓器が本来持っている自然な動きと治癒力を回復させるテクニックです。臓器を揉みほぐすテクニックではありません。

また、内臓マニピュレーションは腸だけでなく肺・心臓・肝臓・膵臓・膀胱・・・などなど、あらゆる臓器に対して施術することができます。当院では内臓の不調やそれに伴う筋骨格系の不調(肩こり・腰痛・四肢の痛み・関節の痛みなど)、アレルギー症状、精神症状など、様々な症状を抱えるお客様に対して内臓マニピュレーションを使った施術を行います。

 

◇詳しくは『内臓マニピュレーション』のページをご覧下さい。
 

 

質問41、心理カウンセリングってどこで受けても愚痴を聞いてくれるだけで、一番聞きたい「答え」の部分は何も教えてくれない印象があります・・・
 

それはお客様が聞きたいと思っておられる「答え」が、お客様がご自分の力で導き出さなければならない「答え」だからかもしれません。  

心理カウンセリングというのは基本的にカウンセラーがお客様に「答え」を出して差し上げるような場ではありません。心理的な問題を抱える人が自分自身と向き合い、その問題を乗り越えていくために必要な新しい洞察や理解を自発的に得ていくための場なのです。ですから、多くのカウンセラーはカウンセリングの場において、お客様の自己洞察や自発性を阻害するようなご質問への回答や指示・助言などは意識的に行わないようにしています。

 

当方もカウンセラーの役割は、お客様に「答え」をお教えすることではなく、お客様と一緒に「答え」について考え、お客様がご自分の力で「答え」にたどり着くまで支援し続けることだと考えています。人間の心や体を理解するために当方も様々な勉強をしてはいますが、それでもやはりお客様の心や体のことを一番知っているのはお客様ご自身だと当方は思っています。

   
◆個性的な発達に起因する
問題を抱えておられる方や未成年の方、医師から非定型うつ病の診断を受けている方などの心理カウンセリングでは問題解決のためのより具体的な方法をカウンセラーが積極的に提案することもありますが、その場合も一方的な指導・強制にならないように十分注意した上で行います。

 

◇お客様の自己洞察や自発性を阻害するような回答・指示・助言などを行わないというのは、お客様のお話に対して何の反応もしないということではありません。また、お客様のご質問が当方の専門領域内のことである場合は、当方もきちんとそのご質問にお答えいたします(専門家として専門的な情報をお客様にご提供いたします)。
 

◆人生の「答え」は一つではありません。

 

 

質問42、子供が問題ばかり起こして困っています。心理カウンセリングを受けさせて問題行動をやめさせることはできますか?

 

心理カウンセリングを使って自分以外の人間を変化させることはできません。

心理学の原則に「過去と他人は変えられない」というのがあります。当院の心理カウンセリングもこの原則に則って行っています。当院の心理カウンセリングの対象となるのは「心に何らかの問題を抱えて困っている人(悩んでいる人)」であり、「心理カウンセリングを受けてみようと思っている人」です。心の問題に困っていない人や心理カウンセリングを受けてみようという気が全く無い人に無理やり心理カウンセリングを受けさせても良い効果が現れることはありません。

 

例えば「子供が問題ばかり起こすことに悩んでいます」という内容で親御さんが心理カウンセリングを受けることはできます。「自分がやっていることに親がいちいち口を挟むので困っています」という内容でお子さんが心理カウンセリングを受けることもできます。しかし、「子供の行動に困っているので心理カウンセリングで子供の行動を変化させて欲しい」という内容でお子さんに心理カウンセリングを受けさせることはできません。

 

心理学を使って変えることができるのは「未来と自分」だけです。

 

◇お子さんに心理カウンセリングを受けてみようという意思がある場合は、カウンセリングを重ねる中でお子さんがご自分で色々と考えて、行動を自発的に変えていく可能性は大いにあります。

◆親御さんが心理カウンセリングを受けて変化することによってお子さんの行動にも変化が現れる、ということは大いにあり得ます。「家族」という集団は、上手くいっている時も上手くいっていない時も、一人ひとりのメンバーが組木細工のパーツのように他のメンバーを支えたり、支えられたりしながらその形を維持しています。従って、一人のメンバーが何らかの変化を起こすと、他のメンバーにも何らかの変化が起きる可能性は極めて高いのです。

◇親御さんが整体の施術を受けることによってお子さんの行動が変化してくることもあります。施術を受けることで親御さんの心身に「余裕」のようなものが生まれ、その余裕が家族全体のバランスを微妙に変化させるからです。

 

◆大人の目には「問題」であり「直ちに止めさせるべきもの」のように映る子供の行動も、子供にとっては「言葉にならない思いを伝える手段」であったり「助けを求めるサイン」であったりします。ですから、その行動を力ずくで抑え込もうとしたり矯正しようとすると、更に深刻な問題へと発展することがよくあります。お子さんが発している言葉にならない思いやサインを受け取ることができないで困っておられる親御さんやそれらを受け取れるようになりたいと思っておられる親御さん、個性的な発達に起因する問題を抱えているお子さんの言動に悩んでおられる親御さんなどは、お子さんと一緒に当院の施術や心理カウンセリングを受けて頂くと問題解決への道が拓けてくるかもしれません。
 

質問43、自律訓練法に興味があります。どの施術メニューを選べば自律訓練法を教えてもらえますか?

 

オプションコース「自律訓練法」をご利用下さい。

 

自律訓練法の指導はオプションコース「自律訓練法」で行っています。

 

◆オプションコースは整体や心理カウンセリングなどのメインの施術コースに追加する形でご利用頂けます。オプションコースだけを単独で受けて頂くことはできません。

 

 

質問44、施術中にやってもらった技がとても気持ち良かったので自分も見よう見まねで家族や知り合いにしてあげようと思うのですが・・・

 

絶対におやめ下さい。

 

医学知識の無い人や全く練習を積んでいない人が遊び半分で整体のテクニックを真似するのは非常に危険です。絶対におやめ下さい。

 

万が一真似をしていて体調を悪くされたり事故を起こされても当院は一切責任を負いません。ご了承下さい。

 

◆心理カウンセリングについても同じです。当院の施術や心理カウンセリングはお客様ご自身の心身の健康を取り戻すために行うものです。それ以外の目的でのご利用はおやめ下さい。

 

 

質問45、最近××さんは施術を受けに来られましたか?××さんの体調はどうですか?

 

申し訳ございませんが他のお客様の個人的な情報に関するご質問にお答えすることはできません。

 

病状、通院状況、施術やカウンセリングの内容・・・その他、他のお客様の個人的な情報に関するご質問にお答えすることはできません。

 

◆整体師は医師同様、お客様の個人的な情報(秘密)を扱うことがとても多い職業です。職務上知ったお客様の個人的な秘密を正当な理由なく外部に漏らしてはならないという「守秘義務」は整体師にも当然課せられます。
 

◇当たり前のことですが、お客様同士でこのような話をして頂くぶんには全く問題ありません。整体師が世間話をするような感覚でお客様の個人的な情報を他のお客様に漏らすと、それはやはり問題になるのです。

 

 

質問46、施術を受けた翌日から皮膚に発疹が出ています。施術を受けたことと関係ありますか?

 

関係あるかもしれません。

 

整体の施術を受けると体の自然治癒力が高まって体内に溜まっている毒素が外に排泄されていくのですが、その一部が「発疹」という形で皮膚から排泄されることがあります。こういう発疹は言わば「体の自浄作用の現れ」ですから、上手に経過させれば体は健康な状態を取り戻していきます(薬で発疹を無理やり抑え込んでしまうとせっかく体が排泄しようとしている毒素を体内に封じ込めてしまうことになります)。

◇全ての発疹が施術と関係があるものとは限りません。全く別の原因で発疹が現れている可能性もありますので、症状があまりにも長く続くような場合やどんどん悪化していくような場合には病院に行って医師に診てもらって下さい。

 

◆毒素に関しましては質問47「「毒素」って何ですか?」をご覧下さい。

◇発疹の原因が感染症である場合(その可能性が考えられる場合)はご来院を控えて頂きますようお願いします。

◆心の奥に長年抑圧し続けている感情や未解消の問題などがある方は、施術を受けている最中や施術を受けた後にそのエネルギーが表面に出てきて一時的に不安定な心理状態になることもあります。これも言わば「心の自浄作用の現れ」ですから、上手に経過させていければ心は健康な状態を取り戻していきます。

質問47、「毒素」って何ですか?

 

体にとって不要となった物質や有害な物質の総称です。

具体的な例を幾つか挙げますと・・・

◎有害ミネラル
水銀、ヒ素、カドミウム、アルミニウム、鉛、ニッケル、フッ素など

 

◎摂り過ぎた栄養素、薬品
食べ過ぎ、医薬品・漢方薬・サプリメント・コーヒーなどの嗜好品の過剰摂取などにより体内で過剰になった栄養素や化学物質

 

◎化学調味料、人工添加物
市販の弁当や惣菜、インスタント食品、レトルト食品、ジュース類、お菓子類、ファーストフード店やファミリーレストランの食材、健康食品などに含まれる保存料・甘味料・着色料・発色剤・香料・酸化防止剤・栄養強化剤・調味料(アミノ酸等)など

◎環境汚染物質
大気汚染、土壌汚染、水質汚染の原因となる排気ガス、農薬(除草剤、殺虫剤など)、タバコの煙、塗料、プラスチック製品や接着剤などに含まれる化学物質、放射性物質

 

◎消化不良・便秘などの原因で生じる腸内毒素

 

◎代謝活動で生じる老廃物
細胞の死骸、ホルモン、乳酸、尿素、尿酸、アセトアルデヒドなど

◎悪性腫瘍、体内のカビ、病原体などから出る毒素

 

・・・などがあります。

毒素の蓄積は代謝機能の低下、免疫機能の低下、自律神経機能の低下など、心身に様々な悪影響をもたらします。

◆食べ物の中に含まれている毒素(調味料など)や生活環境の中にある毒素に対してあまりに神経質になると、毒素そのもののが原因というよりは神経質になり過ぎたことによるストレスが原因となって体に悪影響が出ることもあります。加減が難しいところではありますが何事も「過ぎたるはなお及ばざるが如し」です。毒素に関しては「無頓着」になることに注意すると同時に「意識し過ぎ」にも注意しましょう。

 

 

質問48、整体でこの症状は治りますか?

 

お客様の症状が「治るかどうか」について整体師は明確にお答えすることができません。

 

整体院にご来院されるお客様にとって(あるいはご来院を考えておられるお客様にとって)、施術でご自分の症状が「治るかどうか」は最もお知りになりたいことではないかと思います。しかし、そのご質問に整体師が明確にお答えすることはできません。

 

日本では治療行為や診断行為などの「医療行為」を職業として行えるのは医師免許を持つ者だけです。医師免許を持たない者がお金をもらって医療行為を行うことは法律で禁止されています。ご質問に対して整体師が「治ります(あるいは治りません)」と答えれば、その整体師が行っている施術は「症状を治す行為=治療行為」と見なされる可能性があります。したがって「治るかどうか」についてのご質問に整体師は明確にお答えすることができません。

「お客様の治癒力が症状の力(症状を作り維持している力)を上回れば治っていくでしょうし、症状の力よりも弱ければ治りにくいでしょう」というのがご質問に対する当院の精一杯の答えです。

当院の施術はお客様の心身に備わっている「自然治癒力」の向上を目的として行っています。治癒は整体師によってもたらされるものではありません。お客様の症状を「治す」のはお客様の心身に備わっている自然治癒力なのです。

 

◆当院の整体師もお客様から「先生」と呼ばれることが多いのですが、本当の先生はお客様の体の中にいます。当院の整体師の役目はその先生(自然治癒力)が気分良くお客様の治療を行えるように環境を整えることなのです。ですから当院の整体師は厳密に言うと「先生」ではなく「先生の助手」なのです。

◇整体院で扱うことができない症状(禁忌症)に関しましては質問37「施術が行えないのはどんな症状のときですか?」をご覧下さい。

 

 

質問49、施術中に先生に話しかけたり質問してもいいですか?

 

話しかけて頂いて結構です。


雑談も質問も禁止されているような環境の中ではお客様の心身もリラックスすることができないと思いますし、雑談も質問も受け付けないような人間に心を開いて施術を任せることはできないのではないかと思います。雑談もご質問もして頂いて結構です。

 

ただ、顔や内臓への施術を行っているときとオーラやチャクラの調整を行っているときは危険を伴ったり施術することができなくなったりしますので、会話は控えて頂きますようご協力をお願いします。

◇整体師に話したいことや質問したいことが物凄く沢山ある場合、あるいは時間をかけてゆっくりと考えなければならないような内容のご質問がある場合などは「心理カウンセリング」または「整体と心理カウンセリング」をご利用下さい。

施術時間を大幅に超えてのご質問などは、整体師の燃え尽きに繋がりますので控えて頂きますようお願いいたします(お電話によるご質問も節度を持って行って頂きますようお願いいたします)。

 

施術前のカウンセリングの時間も有効にご利用下さい。
 

 

質問50、いつもお世話になっているので謝礼をお渡ししたいのですが・・・

 

謝礼を受け取ることは出来ません。

ありがとうございます。ご厚意は大変嬉しく思いますが、当院は提供する施術の質も頂く料金も、来院して下さる全てのお客様に対して平等でありたいと思っておりますので、施術料以外の金銭や物品などは頂くことは出来ません。どうぞご理解下さい。

そのお気持ちだけありがたく頂戴します。

よくある質問3へ

質問27
質問28
質問29
質問30
質問32
質問33
質問34
質問35
質問36
質問37
質問38
質問31
質問39
質問40
質問41
質問42
質問43
質問44
質問45
質問46
質問47
質問48
質問49
質問50
bottom of page